01なにこれ
Claude Code の Workflow は、複数のサブエージェントを「決め打ちの制御フロー(ループ・並列・フェーズ)」で動かす仕組みです。モデル任せのふわっとした委譲ではなく、誰が何を並列でやって、どこで待ち合わせて、どこで commit するかをスクリプトで固定できます。
僕はこれを使って、こういう役割分担にしています。
- Codex(gpt-5.5 / 1M context) — 実コーディング担当。タスクを並列でファンアウトしてゴリゴリ書く手。
- Opus(Workflow 本体) — 司令塔。フェーズの依存順を制御し、各リポで
typecheck / buildが緑になったかをゲートし、緑になったタスクだけ commit させる。
「速い手」と「壊さない判断」を分けるのが狙いです。Codex に量を書かせ、Opus がビルドを緑に保つ番人をやる。
02仕組みは2層ある
大事なのはここ。ワークフローのファイルを置くだけでは使われません。 Claude に「実装のときはこれ使え」と教える層が要る。だから2層に分かれています。
Workflow ファイルは「能力」、CLAUDE.md の一文は「いつそれを使うかの指示」。CLAUDE.md は Claude Code が起動時に cwd から上位階層へ向かって自動でロードして積み重ねる。だから親階層の CLAUDE.md に書いておけば、配下のどのリポで作業しても自動でコンテキストに入る。「設定をコンテキストに入れる」= CLAUDE.md に書く、これだけ。
03設定その1 — CLAUDE.md に書く一文
プロジェクト(または親階層)の CLAUDE.md にこれを足すだけ。これで Claude は「実装をファンアウトするときは保存ワークフロー codex-impl を呼ぶ」と理解します。
04設定その2 — codex-impl.js 本体
.claude/workflows/codex-impl.js として保存。args.phases にタスクを渡すと、フェーズ内は並列・フェーズ間は直列で Codex に投げ、各タスクが緑になったら commit します。同一リポを同フェーズで2タスクに割らない(git index が競合する)のだけ注意。
05使い方
- 上の2ファイルを
.claude/workflows/codex-impl.jsとCLAUDE.mdに配置。 - Codex CLI を入れ、
~/.codex/config.tomlでモデル(gpt-5.5 / 推論 high / 大きめ context)を設定しておく。 - あとは Claude Code に普通に「この機能を実装して」と頼むだけ。CLAUDE.md の一文を読んだ Claude が、自分で
codex-implにタスクを分解して並列実装させ、ビルド緑を確認して commit まで進めます。
明示的に呼びたいときは Workflow name=codex-impl args={phases:[{title, tasks:[{label, repo, prompt}]}]}。
Claude Code(Workflow 対応版)+ Codex CLI が手元に入っていること。agentType: 'codex:codex-rescue' は Codex を呼ぶためのエージェント種別なので、自分の環境の Codex 連携プラグイン名に合わせて読み替えてください。push はしない設計(最終判断は人間に残す)です。